がくどう‐そかい【学童疎開】
昭和18年(1943)末ごろから、第二次大戦の戦局の悪化に伴い、戦禍を避けるために大都市の学童を地方都市や農村に集団的また個人的に移住させたこと。
ガジアンテップ【Gaziantep】
トルコ南東部の都市。シリアとの国境から約60キロメートルに位置する。古くはアンテプまたはアインタプと呼ばれた。第一次大戦後の祖国解放戦争において、フランス軍に対して勇敢に抗戦したことを称え、「ガ...
ガリオア【GARIOA】
《Government Appropriation for Relief in Occupied Areas Fund》占領地域救済資金。第二次大戦後、米国が占領地住民の飢餓や疾病による社会不安...
ガン‐ホー【gung-ho】
がむしゃらなさま、熱心なさま、忠誠を尽くすさまを表す言葉。第二次大戦中の米国海兵隊の標語で、中国語の「工和」(work together)に由来する。 [補説]米国に進出した日本企業の日本式経営...
ガール‐スカウト【Girl Scouts】
修養と社会奉仕を目的とする少女のための団体。1912年、米国で、ジュリエット=ロー夫人が英国のガールガイドにもとづいて創始。日本では大正9年(1920)日本女子補導団として発足。第二次大戦中は解...
キアンガン【Kiangan】
フィリピン、ルソン島北部、イフガオ州の町。同島中央を南北に走るコルディレラセントラルの標高1000メートル級の山々に囲まれる。第二次大戦中、フィリピン方面軍司令官だった山下奉文(ともゆき)が、米...
キエルツェ【Kielce】
ポーランド南東部の都市。シベントクシュスカ山地に位置する。鉱物資源に恵まれ、第二次大戦後に工業都市として発展。旧市街にはバロック様式の司教宮殿や大聖堂のほか、キエルツェ国立博物館、ステファン‐ジ...
きかくいん‐じけん【企画院事件】
昭和16年(1941)企画院の調査官、和田博雄・勝間田清一ら革新官僚17人が、治安維持法違反で検挙された事件。第二次大戦後、無罪とされた。
きき‐しんがく【危機神学】
《(ドイツ)Theologie der Krisis》第一次大戦後の混乱の中で説かれた弁証法神学。
きぎょう‐せいび【企業整備】
国家が諸企業を整理・統合し、再編成すること。第二次大戦時の戦時経済下で広範に行われた。