おおひるめ‐の‐むち【大日孁貴】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の異称。
おお‐やまと【大倭/大日本】
1 日本国の美称。「—久邇(くに)の京は」〈万・四七五〉 2 大和(やまと)の古称。今の奈良県。
おおやまと‐とよあきつしま【大日本豊秋津洲】
《秋の実り豊かな大和の島の意》本州の美称。また、日本国の美称。とよあきつしま。「次に—を生みき」〈記・上〉
だいにち【大日】
《「たいにち」とも》「大日如来」の略。
だいにち‐きょう【大日経】
真言三部経の一。7巻。唐の善無畏(ぜんむい)・一行(いちぎょう)の共訳。真言密教の根本経典で、大日如来の説法を編したもの。大毘盧遮那(だいびるしゃな)成仏神変加持経。毘盧遮那経。
だいにちきょう‐しょ【大日経疏】
大日経の注釈書。20巻。唐の善無畏(ぜんむい)講説、一行(いちぎょう)が筆録。8世紀初めに成立。密教の理論書として重要。東密で用い、台密ではその改訂版「大日経義釈」14巻を用いる。
だいにち‐く【大日供】
大日如来を供養する法会。
だいにち‐だけ【大日岳】
長野県と新潟県の県境にある白馬連峰の一峰、小蓮華山のこと。標高2766メートル。 富山県東部、立山連峰の一峰。標高2498メートル。その東にある奥大日岳は標高2606メートル、西にある前大日...
だいにち‐どう【大日堂】
大日如来を安置してある堂。
だいにちどう‐ぶがく【大日堂舞楽】
秋田県鹿角(かづの)市八幡平(はちまんたい)の大日霊貴(おおひるめむち)神社(大日堂)で、正月2日に行われる舞楽。養老2年(718)に始まるとされる。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの無形文...