ほ‐ざ【帆座】
南天の大星座。4月上旬の午後8時ごろ南中。南天低く見え、天の川の中にある。アルゴ座を4分割したうちの一。学名(ラテン)Vela
みずかげ‐ぐさ【水陰草】
1 水辺の物陰に生えた草。和歌では多く天の川をいう。「天の川—の秋風になびかふ見れば時は来にけり」〈万・二〇一三〉 2 稲の古名。〈日葡〉
み‐そ・ぐ【禊ぐ】
[動ガ四]《「み(身)そそ(濯)ぐ」の音変化かという》みそぎをする。「天の川原に出で立ちて—・ぎてましを」〈万・四二〇〉
みなし‐がわ【水無し川】
[名]水のない川。みなせがわ。転じて、天の川。「ひさかたの天つしるしと—隔てて置きし神代し恨めし」〈万・二〇〇七〉 [枕]水の流れの絶えた川の意から、「絶ゆ」にかかる。「—絶ゆといふことをあ...
みなみじゅうじ‐ざ【南十字座】
南天の小星座。天の川の中にあり、α(アルファ)星とγ(ガンマ)星、β(ベータ)星とδ(デルタ)星を結ぶ線が十字形をつくるので有名。日本では那覇より南で見える。十字座。南十字星。学名 (ラテン)Crux
ミルキー‐ウエー【Milky Way】
天の川のこと。
もみじ‐の‐はし【紅葉の橋】
《古今集・秋上の「天の川もみぢを橋に渡せばやたなばたつめの秋をしも待つ」から》天の川に渡すという橋。《季 秋》
モンスター‐ぎんが【モンスター銀河】
爆発的な勢いで新しい恒星を生み出す銀河。太陽系がある天の川銀河では年に10個前後の恒星が誕生するのに対し、数千〜一万個ほどの恒星を生む。宇宙塵やガスなどが高密度で集積して形成される。
やす‐の‐かわ【安の河】
1 日本神話で、天上にあるという川。天(あま)の安の河。 2 「天の川」に同じ。「—い向かひ立ちて年の恋日(け)長き児(こ)らが妻問ひの夜そ」〈万・四一二七〉
わし‐ざ【鷲座】
天の赤道上にある星座。天の川の中にあり、α(アルファ)星アルタイルは七夕の牽牛(けんぎゅう)星として親しまれ、光度0.8等。9月中旬の午後8時ごろ南中する。学名(ラテン)Aquila