ひん‐せい【稟性】
生まれつきの性質。天賦の性質。天性。稟質(ひんしつ)。
ファロー‐しちょうしょう【ファロー四徴症】
肺動脈狭窄(きょうさく)・心室中隔欠損・大動脈騎乗・右心室肥大の四つの病変を合併する先天性心奇形の一種。チアノーゼ・ばち指・多血症などの症状が現れ、呼吸困難・運動制限が見られる。根治手術として肺...
フェニルケトン‐にょうしょう【フェニルケトン尿症】
《phenylketonuria「フェニールケトン尿症」とも》先天性の代謝異常の一。フェニルアラニンを代謝してチロシンを生成する酵素が欠如しているため、フェニルアラニンが体内に蓄積し、それから派...
ふくやまがた‐せんてんせいきんジストロフィー【福山型先天性筋ジストロフィー】
脳形成不全を伴う重症の先天性筋ジストロフィー。常染色体潜性遺伝の疾患で、男女に発症する。日本人に特異的に多く、海外ではまれ。歩行機能を獲得できず、多くは10代で死亡する。病名は発見者である小児神...
ふ‐しつ【賦質】
生まれつきの性質。天性。
ふ‐せい【賦性】
生まれつきの性質。天性。
ふ‐へい【浮萍】
うきくさ。また、住居の定まらないことのたとえ。「天性水石に心を寄せ、—の跡を事とし給ひしかば」〈太平記・二四〉
ふ‐れい【富麗】
[名・形動]豊かで美しいこと。また、そのさま。「若し其天性深玄にして—なれば」〈二葉亭訳・美術の本義〉
へんけいせい‐こかんせつしょう【変形性股関節症】
股関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患。日本では、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全、外傷などが原因となって、40〜50歳の女性に発症することが多い。運動療法・薬物療法のほかに、自分...
ボーン【born】
《bear(生む)の過去分詞形から》多く複合語の形で用い、生まれながらの、生まれつき、の意を表す。「—リーダー(=天性の指導者)」「—デジタル」