てん‐しょう【天象】
1 日・月・星などにみられる現象。天体の現象。「—儀」 2 空模様。
てんしょう‐おおばん【天正大判】
天正16年(1588)豊臣秀吉が彫金師の後藤徳乗に命じて鋳造させた金貨。縦5寸6分(約17センチ)、横3寸3分(約10センチ)余り。重さ44匁(約165グラム)。表面に「拾両」「後藤」と花押の墨...
てんしょうおんながっせん【天正女合戦】
海音寺潮五郎の歴史小説。豊臣秀吉と千利休をテーマにした作品。昭和11年(1936)発表。同年、「武道伝来記」とともに第3回直木賞受賞。
てんしょう‐カルタ【天正カルタ】
ポルトガル人がもたらしたもので、天正年間(1573〜1592)に流行したカルタ。4種の札おのおの12枚、計48枚で遊ぶ。→ウンスンカルタ
てんしょう‐ぎ【天象儀】
⇒プラネタリウム
てんしょう‐けんおうしせつ【天正遣欧使節】
天正10年(1582)九州のキリシタン大名がローマ教皇謁見のために派遣した少年使節。大村純忠・大友宗麟・有馬晴信の三大名が宣教師バリニャーノの勧めにより伊東マンショ・千々石(ちぢわ)ミゲル・原マ...
てんしょう‐こうたいじんぐう【天照皇大神宮】
伊勢神宮の内宮(ないくう)。皇大神宮のこと。
てんしょう‐こばん【天正小判】
豊臣秀吉の命で天正大判とともに鋳造されたという金貨。周縁に小丸点を打ち、「天正」の極印があるが、正徳小判の贋造(がんぞう)銭といわれている。
てんしょう‐の‐こくなおし【天正の石直し】
⇒太閤検地(たいこうけんち)
てん‐しょく【天職】
1 天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業。「医を—と心得て励む」 2 天子が国家を統治する職務。 3 遊女の等級の一。大夫の次の位。天神。「—のゆたかなる道中を見て」〈浮・禁短...