てん‐てい【天底】
観測地点における鉛直線が下方で天球と交わる点。ナディア。⇔天頂。
てん‐てい【天庭】
骨相術で、ひたいの中央、または、眉(まゆ)と眉との間のこと。
てん‐てき【天敵】
ある生物に対して寄生者や捕食者となる他の生物。青虫などに対する寄生蜂(きせいばち)や、昆虫に対する鳥、カエルに対する蛇など。
てんてき‐のうやく【天敵農薬】
農作物を害虫や雑草から守るために放飼(ほうし)される昆虫等の生物。生物農薬の一つ。 [補説]寄生バチ、捕食性ダニ、テントウムシ、クサカゲロウ、ハナカメムシなどが利用されている。
てんてこ‐まい【天手古舞(い)】
[名](スル)《里神楽などの太鼓の音に合わせて舞う意から》あわててさわぐこと。忙しくてあわただしく立ち働くこと。「客が殺到して—する」 [補説]「天手古」は当て字。
てん‐てん【天天】
1 頭をいう幼児語。 2 手で自分の頭を軽くたたく子供の遊び。おつむてんてん。
てん‐と【天都】
中国の測位衛星。天都1号と天都2号の2機で構成され、月の周回軌道上で衛星測位システムの試験を行う。2024年3月に打ち上げられた。名称は中国安徽省(あんきしょう)の黄山の名峰のひとつ、天都峰に由...
てん‐とう【天灯】
紙を貼り合わせた袋の底部で油紙を燃やし、浮力を持たせて飛ばす小型の気球。中国南部や台湾で、息災などを願う行事に用いられる。諸葛亮孔明が考案したという伝承から、孔明灯ともいう。
てん‐とう【天道】
1 太陽。「お—さま」 2 ⇒てんどう(天道)
てんとう‐き【天灯鬼】
奈良興福寺所蔵の鬼の姿の彫像。寄せ木造り。着色。建保3年(1215)康弁作。竜灯鬼と一対をなし、左肩と左手で灯籠を支え持つ。国宝。