てんのうのかげぼうし【天皇の影法師】
猪瀬直樹の著作。昭和58年(1983)刊の処女作。大正天皇崩御の際に起こった元号誤報事件「光文事件」など、元号をテーマに天皇制について考察したルポルタージュ。
てんのうのせいき【天皇の世紀】
大仏次郎による長編の歴史小説。昭和42〜48年(1967〜1973)、「朝日新聞」に連載。朝日新聞社が明治維新100周年を記念して企画した連載で、明治・大正・昭和にわたる日本と日本人の歴史が描か...
てんのうのたいいとうにかんする‐こうしつてんぱんとくれいほう【天皇の退位等に関する皇室典範特例法】
皇室典範の特例として、天皇の退位および皇嗣の即位を実現するとともに、天皇の退位後の地位など、退位に伴い必要になることを定めた法律。平成29年(2017)6月成立。公布から3年以内に施行される。
てんのうのぼうし【天皇の帽子】
今日出海の短編小説。昭和25年(1950)発表。同年、第23回直木賞受賞。その後片岡千恵蔵主演で映画化。
てんのうのりょうりばん【天皇の料理番】
杉森久英の小説。昭和54年(1979)刊行。主人公の秋沢篤蔵は、大正から昭和時代にかけて宮内省大膳寮(だいぜんりょう)厨司長(ちゅうしちょう)を務めた秋山徳蔵がモデル。テレビドラマ化もされた。
てんのう‐へいか【天皇陛下】
当代の天皇を敬っていう語。今上(きんじょう)陛下。
てんのう‐まつり【天王祭】
悪疫よけの神とされる牛頭(ごず)天王の夏の祭り。陰暦6月15日を中心に行われる。牛頭天王は京都八坂神社の祭神ともなっているので、祇園会・祇園祭りとよぶところも多い。
てん‐の‐うめ【天の梅】
バラ科の常緑小低木。沖縄などの海辺に自生。葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。4、5月ごろ、梅に似た白い5弁花が集まって開く。盆栽にされる。磯山椒(いそざんしょう)。
てん‐の‐かわ【天の川】
奈良県南部、山上ヶ岳(さんじょうがたけ)などに源を発し、南西に流れる川。十津川(とつかわ)上流部。あまのかわ。
てん‐の‐こえ【天の声】
1 「天声(てんせい)」に同じ。 2 転じて、権力者や、影響力が強い人物の意見。