たちばい【太刀奪】
狂言。太郎冠者が通行人の太刀を奪おうとして逆に主人の小刀を取られ、主人は待ち伏せてその男を捕らえるが、太郎冠者の失敗で逃がしてしまう。たちうばい。
たち‐ぶくろ【太刀袋】
太刀を入れる袋。
たち‐めい【太刀銘】
刀剣の銘で、左腰に刃を下にして佩(は)いたとき、茎(なかご)の差表(さしおもて)側になる方に彫ったもの。→刀銘(かたなめい)
たち‐もち【太刀持(ち)】
1 武家で、主人の太刀を持ってそばに侍する小姓。 2 相撲で、横綱の土俵入りの際、太刀を持って後ろに従う力士。太刀取り。
たちやま‐みねえもん【太刀山峰右衛門】
[1877〜1941]力士。第22代横綱。富山県出身。本名、老本弥次郎。得意の突っ張りは一突(ひとつ)き半と一月(ひとつき)半とをかけて「四十五日」といわれた。優勝11回。1敗を挟み、43連勝、...