あわてん‐ぼう【慌てん坊】
落ち着きがなく、急いで事を行って失敗することの多い人。
あん‐の‐じょう【案の定】
[副]予想していたとおりに事が運ぶさま。果たして。「—失敗した」
いい‐きみ【好い気味】
[名・形動]他人の失敗や不幸を喜んで、いい気持ちになっていること。また、そのさま。「ざまみろ、—だ」
いい‐つくろ・う【言(い)繕う】
[動ワ五(ハ四)]失敗などを体(てい)よく言葉でごまかす。うまく言ってとりつくろう。「その場を—・う」
いい‐はや・す【言い囃す】
[動サ五(四)] 1 しきりにうわさする。失敗をあれこれ言ったり、ちゃかして言ったりする。「二人の仲を—・す」 2 褒めて言う。「ただ—・す様に、いみじき御心をいふ」〈落窪・三〉
いく‐たび【幾度】
「いくど」に同じ。「—しかられたことか」「失敗したことは—もある」
石車(いしぐるま)に乗(の)・る
小石を踏み、足をとられてひっくり返る。転じて、うっかり調子に乗って失敗する。
いそのかみ‐の‐ちゅうなごん【石上中納言】
竹取物語の登場人物で、かぐや姫に求婚する貴公子の一人。姫に燕(つばくらめ)の子安貝を求められ、自らそれを取ろうとして失敗、負傷して死ぬ。石上のまろたり。
いちど‐ならず【一度ならず】
[連語]一度だけでなく、何度も。たびたび。「—二度までも失敗する」
いっ‐しつ【一失】
一つの損失・失敗。わずかな失策。「千慮の—」⇔一得。