なら‐ほうし【奈良法師】
《「ならぼうし」とも》奈良の東大寺・興福寺などにいた法師。長巻といわれる長い太刀を持つ。中世、興福寺の大衆(だいしゅ)が有名。奈良大衆。
なら‐ぼり【奈良彫】
1 装剣金工の一派、奈良派の手になる彫り物。 2 ⇒奈良一刀彫(いっとうぼり)
なら‐ぼんち【奈良盆地】
奈良県北西部の盆地。東を大和高原、西を生駒・金剛山地に囲まれる。古代に都城の置かれた地で、藤原宮跡・平城宮跡などがある。大和盆地。
なら‐もの【奈良物】
⇒奈良刀(ならがたな)
なら‐もろはく【奈良諸白】
奈良酒のこと。
なら‐やま【奈良山】
奈良市街地北部一帯の丘陵。平城宮跡の北方を佐紀丘陵、その東を佐保丘陵とよび、奈良坂が通じる。
ならレポート【ナラ・レポート】
津島佑子の長編小説。平成16年(2004)刊。引き裂かれた母と子が時空を越えて求め合う姿を壮大なスケールで描く。平成17年(2005)、第55回芸術選奨および第15回紫式部文学賞受賞。
なり【奈利】
「泥梨(ないり)」に同じ。