じゆう‐ほうそうだん【自由法曹団】
大正10年(1921)神戸の労働争議弾圧に対する調査と抗議運動を契機に結成された弁護士の団体。労働者・農民・勤労市民の権利の擁護をその活動方針とする。
スタビスキー‐じけん【スタビスキー事件】
1933年、フランスに起きた汚職事件。詐欺犯スタビスキー(S.A.Stavisky)が仕組んだバイヨンヌ市債不法発行事件に、現職大臣が関与していたもの。ファシズム政権樹立をはかる右翼の運動に利用...
スターリン‐ひはん【スターリン批判】
1956年のソ連共産党第20回大会におけるフルシチョフの秘密報告を契機として行われた、スターリンとその時代の思想・政策全般に対する批判。各国の共産主義運動に大きな影響を与えた。→ハンガリー事件 ...
スピーディ【SPEEDI】
《System for Prediction of Environmental Emergency Dose Information》緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム。原発事故が起き...
スプリングボード【springboard】
1 体操の跳馬などの踏み切り板。 2 水泳の飛び込み競技の飛び板。 3 ある行動を起こすきっかけとなるもの。契機。「留学を—として新しい人生に踏み出す」
そう‐したら【然うしたら】
[接] 1 前の事柄を仮定し、その場合にあとの事柄が起こることを示す。「今日中に仕上げよう。—明日は出掛けられる」 2 前の事柄を契機として、偶然あとの事柄が起こることを示す。「本を整理した。—...
たけばし‐じけん【竹橋事件】
明治11年(1878)東京竹橋の近衛砲兵隊の兵士二百六十余名が起こした反乱事件。陸軍卿山県有朋はこの事件を契機に軍人訓戒・軍人勅諭を発し、軍の規律強化をはかった。
タックスフレーション【taxflation】
《tax+inflationから》間接税などの税金が引き上げられると、その一部が価格に転嫁されて物価を押し上げ、このことを契機にインフレを招くことをいう。
だい‐きょうこう【大恐慌】
1929年10月、ウォール街のニューヨーク株式市場大暴落を契機として起こった世界的な恐慌。産業や経済に大きな打撃を与え、1933年ごろまで続いた。→昭和恐慌
だいゾーン‐きちきょく【大ゾーン基地局】
大規模災害時に人口密集地の通信を確保するために設置された基地局。平成23年(2011)の東日本大震災を契機に設置が始まった。通信エリアは全方向、半径約7キロメートル。耐震強化や停電対策を講じている。