おんな‐ししょ【女四書】
女性のための教訓書4種を集めたもの。 1 江戸前期に辻原元甫(つじはらげんぽ)が和訳した「女誡(じょかい)」「女論語」「内訓」「女孝経」の4種。明暦2年(1656)刊。 2 中国、清代に王晋升(...
おんなたちのジハード【女たちのジハード】
篠田節子の小説。保険会社で働く五人の女性の生き方と価値観を描いた連作集。平成9年(1997)刊行。同年、第117回直木賞受賞。また「女たちの聖戦(ジハード)」の題名でテレビドラマ化。平成24年(...
おんな‐てがた【女手形】
江戸時代、女性用の関所手形。関所通過は男よりもきびしく、手形の記載内容も詳細であった。
おんな‐で【女手】
1 女の労力。また、女の働き手。「—一つで育てた息子」「—が足りない」⇔男手。 2 女の書いた文字。女性の筆跡。女文字。「—の手紙」⇔男手。 3 《主として女が用いたところから》平仮名。⇔男手。...
おんな‐でいり【女出入り】
女性関係のもめごと。「—が絶えない男」
おんな‐どうらく【女道楽】
女性との色事にふけること。女遊び。
女(おんな)にな・る
1 成長して年ごろの女性になる。月経が始まり一人前の女性になる。 2 男性と肉体関係をもち、処女でなくなる。男を知る。
おんな‐にのみや【女二の宮】
第2皇女。
源氏物語に登場する女性。朱雀院の第2皇女。柏木の妻。
おんなのいくさ【女のいくさ】
佐藤得二の時代小説。明治から昭和初期の髪結いの女性の生涯を描く。昭和38年(1963)発表。同年、第49回直木賞受賞。昭和39年(1964)、森光子主演でテレビドラマ化。
おんなのいっしょう【女の一生】
《原題、(フランス)Une Vie》モーパッサンの長編小説。1883年刊。純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、息子の放蕩(ほうとう)によって打ち砕かれていく幻滅の一生を描...