おんな‐け【女気】
《「おんなげ」とも》「女っ気(け)」に同じ。
おんな‐けんげき【女剣劇】
女性を主役とした剣劇。昭和5年(1930)ごろから流行。大江美智子や不二洋子が初期に活躍した。
おんな‐げいしゃ【女芸者】
女の芸者。芸妓(げいぎ)。男芸者(幇間(ほうかん))に対していう。
おんな‐こうぶり【女冠】
宮中の女房が位階を与えられること。→男冠(おとここうぶり)
おんな‐こしゅ【女戸主】
民法旧規定で、女性の戸主。
おんな‐こども【女子供】
女と子供。とるにたりない意や、足手まといになる意で引き合いに出されることが多い。「—にもできることだ」
おんなころしあぶらのじごく【女殺油地獄】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。享保6年(1721)大坂竹本座初演。大坂天満の油屋河内屋の次男与兵衛が放蕩(ほうとう)のあげく、同業の豊島屋の女房お吉を殺して金を奪い、捕らえられる。油地...
おんな‐ご【女子】
1 女児。息女。「京にてうまれたりし—」〈土佐〉 2 若い女性。女。おなご。「—ども呼びて床をとらせ」〈浮・諸艶大鑑・五〉
おんな‐ごころ【女心】
1 女の心。女性に特有な、しとやかで優しい心。 2 女が男を恋しく思う心。「—のせつなさ」 3 男が女にひかれる心。女を求める心。「仁俊は—あるものの、空聖(そらひじり)だちけると申しけるを」〈...
女心(おんなごころ)と秋(あき)の空(そら)
女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空」が本来のかたち。