き‐じょ【貴女】
[名]《古くは「ぎじょ」とも》身分の高い女性。 [代]二人称の人代名詞。手紙文などで用い、女性に対する敬意を表す。あなた。
き‐じょ【鬼女】
1 女の姿をしている鬼。 2 心が鬼のようにむごい女。
きぬたをうつおんな【砧をうつ女】
李恢成(イフェソン)の小説。日本統治時代の朝鮮を舞台にした作品。昭和46年(1971)発表。同年、第66回芥川賞受賞。
きゅう‐じょ【宮女】
宮中に仕える女性。女官。
京男(きょうおとこ)に伊勢女(いせおんな)
男は京都の男がよく、女は伊勢の女がよいということ。
きょう‐おんな【京女】
京都の女。都の女。優美でしとやかとされる。「東男(あずまおとこ)に—」
きょう‐じょ【狂女】
気の狂った女。
きょう‐じょ【興女】
遊女。「ただ—は酒なんどの一座は所々にて」〈浮・一代女・一〉
きんしょうじょ【錦祥女】
浄瑠璃「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」中の人物。老一官(鄭芝竜(ていしりゅう))の娘で和藤内(わとうない)(鄭成功(ていせいこう))の異母姉。甘輝将軍の妻。 「錦祥女髷(わげ)」の略。
ぎ‐じょ【妓女/伎女】
1 芸妓(げいぎ)。また、遊女。 2 平安時代、内教坊(ないきょうぼう)に所属して女舞(おんなまい)を行った女性。