ぐ‐じょ【愚女】
1 愚かな女。 2 自分の娘をへりくだっていう語。
けぬき‐おんな【毛抜き女】
あちこちを渡り歩いて男をかえる妾(めかけ)。渡り妾。
けん‐じょ【賢女】
賢い女。利口な女。
けんもん‐の‐さんさいじょ【県門の三才女】
賀茂真淵門下の、すぐれた三人の女性。進藤茂子(筑波子(つくばこ))・油谷倭文子(しずこ)・鵜殿余野子(うどのよのこ)。
げ‐じょ【下女】
1 雑事に召し使う女。女中。下婢(かひ)。⇔下男。 2 身分の低い女。「内より怪しげなる—一人出で合ひ」〈太平記・五〉
げす‐おんな【下種女】
身分の低い女。「—のなり悪しきが子負ひたる」〈枕・一二二〉
こういうおんな【かういふ女】
平林たい子の短編小説。昭和21年(1946)、雑誌「展望」に発表。第1回女流文学者賞受賞。
こうしょくいちだいおんな【好色一代女】
浮世草子。6巻。井原西鶴作。貞享3年(1686)刊。生活苦と性欲のために身をもちくずす女の生涯を、24章に分けて描く。
こうしょくごにんおんな【好色五人女】
浮世草子。5巻。井原西鶴作。貞享3年(1686)刊。当時有名だった事件を素材に、お夏清十郎・樽屋おせん・おさん茂右衛門・八百屋お七吉三郎・おまん源五兵衛の五組の男女の愛欲生活を描く。
こう‐じょ【孝女】
親孝行な娘。「—白菊」