さんふじん‐か【産婦人科】
婦人に特有の病気、および妊娠・分娩(ぶんべん)を扱う医学の臨床科名。
し‐かん【子癇】
妊娠中毒症の一種。妊産婦が突然、全身の痙攣(けいれん)、失神などの発作を繰り返す状態。
しきゅう‐いしょく【子宮移植】
子宮が生まれつきなかったり、子宮がんなどによって子宮を摘出されたりした女性に、姉妹や母などの子宮を移植すること。子宮性不妊症の新たな治療法として、海外では2010年代前半から人による臨床研究が進...
しきゅうない‐じんこうじゅせい【子宮内人工授精】
不妊治療技術の一つ。採取した精子を洗浄・濃縮した後、直接子宮内に注入し、妊娠を図る。配偶者間人工授精(AIH)と非配偶者間人工授精(AID)がある。IUI(intrauterine insemi...
しきゅうない‐ひにんぐ【子宮内避妊具】
妊娠を避けるために子宮内に装着する器具。異物の挿入によって子宮内膜が変化し、受精卵の着床が妨げられると考えられている。避妊効果を高めるために銅を付加したものもある。IUD(intrauterin...
しきゅうない‐ひにんシステム【子宮内避妊システム】
妊娠を避けるために子宮内に装着する器具。黄体ホルモンを長期間にわたって放出し、避妊効果を高めたもの。月経困難症や過多月経の症状緩和にも適用される。子宮内システム。子宮内黄体ホルモン放出システム。...
しざん‐しょうしょ【死産証書】
妊娠4か月以後の死産を証明するために医師・助産師の作成する証書。
しぜん‐りゅうざん【自然流産】
妊娠20週以前に、生育不能になった胎芽または胎児が、母体外に排出されること。人工妊娠中絶によらず、自然に起きる流産。
しゃかいてき‐らんしとうけつ【社会的卵子凍結】
健常な女性が将来の妊娠に備えて、若いうちに未受精の卵子凍結をすること。パートナーの不在、仕事の状況、親族の介護など、社会的な理由で行われるものをさす。
しゅうさん‐き【周産期】
出産前後の期間。ICDでは、妊娠22週から出生後7日未満までの期間とする。周生期。