あがつま‐がわ【吾妻川】
群馬県中西部を流れる川。長野との県境にある鳥居峠付近に源を発し、東流して渋川市で利根川に合流する。長さ76キロ。上・中流に渓谷があり、国指定名勝の吾妻峡がある。中・下流は河岸段丘が発達している。
あきみち
御伽草子。1巻。作者未詳。成立年代は室町中期以降。父を盗賊に殺されたあきみちという主人公が、妻の貞操を犠牲にして敵討ちに成功する。
あきもと‐こ【秋元湖】
福島県中北部にある堰止(せきと)め湖。明治21年(1888)磐梯(ばんだい)山の爆発で吾妻(あずま)の山々に源を発する川がせき止められてできた。周囲24キロメートル、面積3.6平方キロメートル、...
あく‐さい【悪妻】
夫にとって好ましくない妻。⇔良妻。
悪妻(あくさい)は六十年(ろくじゅうねん)の不作(ふさく)
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。悪妻は百年の不作。
アグニ【(梵)Agni】
古代インド神話で火の神。人間と神の媒介者で、太陽・稲妻などになって、暗黒と邪悪を滅ぼす。仏教では火天(かてん)をいう。阿耆尼(あぎに)。
あけ‐さ・る【明けさる】
[動ラ四]《「さる」は移動する意》夜が明けていく。朝方になる。「—・れば浜風寒み己妻(おのづま)呼ぶも」〈万・一一九八〉
あさづま【朝妻】
滋賀県米原市朝妻筑摩(あさづまちくま)付近の古名。琵琶湖の東岸。
あさづま‐ぶね【朝妻船】
1 朝妻と大津を往来した渡し船。古代から江戸初めまで、東国からの旅客が利用した。遊女が乗って旅人を慰めることもあった。 2 英一蝶(はなぶさいっちょう)の描いた、遊女が烏帽子(えぼし)・水干(す...
あざみ【薊】
キク科アザミ属の多年草の総称。葉に多くの切れ込みやとげがある。花は、多数の細い管状の紅紫色の小花からなる頭状花。ノアザミ・フジアザミなど多くの種類がある。刺草(しそう)。《季 夏》「妻が持つ—の...