まえ‐おき【前置き】
[名](スル) 1 文章や談話などで、本題に入る前に述べること。また、その言葉。「事情を—してから話し始める」 2 立花(りっか)の役枝(やくえだ)の一。水際に挿す草木。→七つ道具
まがき‐ぶし【籬節】
江戸時代、明暦・万治(1655〜1661)のころの流行歌。大坂新町の遊女まがきが始めたという。
まくず‐やき【真葛焼】
幕末に、京都の真葛原(まくずがはら)で宮川長造が焼き始めた陶磁器。明治4年(1871)四男の宮川香山が横浜の太田町に移窯、太田焼ともいう。
幕(まく)を開(あ)・ける
幕を開けて、芝居などを始める。転じて、物事を始める。物事が始まりになる。幕を上げる。幕を切る。「ペナントレースが—・ける」
幕(まく)を切(き)って落(お)と・す
はなばなしく物事を始める。また、はじめて公開する。「全国縦断コンサートツアーの—・す」「秘仏の—・す」
ましこ‐やき【益子焼】
栃木県益子町から産する陶器。嘉永6年(1853)ごろ、大塚啓三郎の創始という。初めは日用雑器を焼いたが、大正末期に浜田庄司が独自の作風を始め、現在は民芸陶器として知られる。
マタイによるふくいんしょ【マタイによる福音書】
新約聖書、四福音書の巻頭書。1世紀末ごろ書かれたと推定され、イエスの系図・誕生物語から、山上の垂訓を始めとする教え、受難と復活に至る生涯を記す。イエスを旧約聖書の預言の完成者、すなわちメシア(救...
マッチ‐ペナルティー【match penalty】
アイスホッケーで、相手選手をわざと蹴(け)ったり、けがをさせたり、または殴り合いを始めたりした選手に対する罰則。該当選手は残り時間はもちろん、以後の試合についても連盟会長の許可があるまで出場停止...
まつのお‐やま【松尾山】
京都市西京区にある松尾大社の裏山。標高223メートル。[歌枕]「ちはやぶる—の影みれば今日ぞ千歳の始めなりける」〈後拾遺・神祇〉
まと‐はじめ【的始め】
武家で、年頭または弓場(ゆば)新造の際に初めて射技を試みること。また、その儀式。弓始め。弓場始め。