すい‐もう【衰耄】
[名](スル)年をとって衰えること。老いぼれること。すいぼう。「愛欲のために—したような甥の姿が」〈藤村・家〉
すい‐よう【衰容】
やつれた容姿・ようす。
すえ‐ごし【据(え)腰】
歩くとき、腰をすえて上体をくずさない姿勢。また、その腰つき。もとは遊女の道中姿であったが、のちには一般女性もまねるようになった。「抜衣紋(ぬきえもん)の突袖(つつそで)で、—の露払」〈鏡花・日本橋〉
す‐おどり【素踊(り)】
日本舞踊で、衣装・かつらなどをつけず、男子は袴(はかま)、女子は着流しの紋服姿で踊ること。また、その踊り。
す‐がお【素顔】
1 化粧をしていない、地のままの顔。 2 飾らないありのままの姿。「日本の—」「スター選手の—」
すがた‐え【姿絵】
人の容姿を描いた絵。肖像画。人物画。
すがた‐かたち【姿形】
身なりと顔かたち。みめかたち。容姿。
すがたさんしろう【姿三四郎】
富田常雄の長編小説。昭和17年(1942)刊行。講道館の四天王の一人、西郷四郎がモデルとされる、天才柔道家姿三四郎の成長を描く。黒沢明監督、岡本喜八監督が映画化しているほか、テレビドラマなど多数...
すがた‐ずし【姿鮨】
魚の姿を崩さないように作った鮨。鮎(あゆ)・小鯛(こだい)などの骨と内臓だけを取り除いて酢(す)で締め、鮨飯の上にのせて作る。
すがた‐に【姿煮】
魚などを、もとの姿のままくずさずに煮ること。また、その料理。