いな‐せ【鯔背】
[名・形動] 1 粋(いき)で、勇み肌で、さっぱりしているさま。また、その容姿や、そういう気風の若者。「—な兄い」 2 「鯔背足駄(いなせあしだ)」の略。
イナ‐バウアー【ina bauer】
フィギュアスケートの滑走法の一つ。足を前後に開き、前の足のひざを曲げた姿勢で、両足のつま先を外側に大きく開いて横に滑る。初めて演じた旧西ドイツの選手イナ=バウアーの名から。 [補説]2006年開...
いにし‐え【古】
《「往(い)にし方(へ)」の意》 1 過ぎ去った古い時代。過ぎ去った月日。昔。過去。「—の都の姿をとどめる」 2 亡くなった人。故人。「—の御許しもなかりし事を」〈源・宿木〉
いぬ‐い【犬居】
犬が座っている姿勢。人がしりもちをついた姿や、両手を地面について座り込んでいるようすをいう。「童が腹巻きの引き合はせをあなたへつっと射ぬかれて、—に倒れぬ」〈平家・一一〉
い‐ふう【異風】
1 普通と異なった風俗・風習。 2 普通でない姿。異体。異俗。
い‐ぼとけ【居仏】
座った姿の仏像。また、座っている仏。座仏(ざぶつ)。→立ち仏
いやいやえん
中川李枝子による短編の童話。昭和34年(1959)、いぬいとみこ主宰の同人誌「いたどり」に掲載。反抗期の保育園児しげるを主人公に、子供たちの姿を活き活きと描く。本作に加筆し、他の作品を加えた同名...
いやがらせのねんれい【厭がらせの年齢】
丹羽文雄の短編小説。理性的な判断力を喪失し、家族へのいやがらせが生きがいになってしまった老女、うめの姿を描く。昭和22年(1947)、「改造」誌に発表。
い‐よう【偉容】
仰ぎ見るほどのすぐれてりっぱな姿。堂々たる姿。「富士の—を仰ぐ」
い‐よう【威容】
人や建物のりっぱで威厳のあるようす。威勢のあるりっぱな姿。「—を誇る大聖堂」