よしの‐びな【吉野雛】
木彫りで彩色した、立ち姿の雛人形。
よそおい【装い／粧い】
１ 身なりや外観を整えること。美しく飾ること。また、その姿。よそい。「華やかな—の女性」「春らしい—で出掛ける」「—も新たに開店する」 ２ 目にしたようす。おもむき。風情(ふぜい)。「野山が秋の...
よつ‐ばい【四つ這い】
両手・両足を地につけてはうこと。また、その姿勢。よつんばい。「—になって腕を伸す」〈荷風・つゆのあとさき〉
よ‐とで【夜戸出】
夜、戸外に出ること。夜間の外出。⇔朝戸出。「我妹子(わぎもこ)が—の姿見てしより心空なり地(つち)は踏めども」〈万・二九五〇〉
よ‐にげ【夜逃げ】
［名］(スル)夜の間にこっそり逃げて姿をくらますこと。「借金がかさんで—する」
よ‐の‐かぎり【世の限り】
１ 命のあるかぎり。死ぬまで。一生涯。「立ちしなふ君が姿を忘れずは—にや恋ひ渡りなむ」〈万・四四四一〉 ２ この世の終わり。臨終。「独りの母親こがれて、—と知らせて」〈浮・男色大鑑・六〉
よりかからず【倚りかからず】
茨木のり子の詩集。また、その表題作。詩集は平成11年（1999）刊行。年齢を重ね、何ものにも頼らず、流されずに生きる姿を表現した作品で、著者晩年の代表作の一つ。
よる‐の‐そこ【夜の底】
夜の深い闇をいう語。「—に姿を消す」
よるはやさし【夜はやさし】
《原題Tender Is the Night》フィッツジェラルドの小説。1934年刊。アルコール中毒の精神科医ディックと妻のニコルの姿を哀切に描く自伝的長編。著者没後の1951年には、著者自身が...
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それがわが子の俊徳丸と知る。よろぼうし。 
日本画家、下村観山の代表作。絹本金地着色...
