む‐く【無垢】
[名・形動] 1 仏語。煩悩のけがれを離れて、清浄であること。 2 けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。「—な少女」 3 金・銀などがまじりけのないこと。「金—」 4 和服で、表...
むこ‐ひきでもの【婿引(き)出物】
婚礼のときに舅(しゅうと)から新郎へ贈る品物。むこひきで。
むね‐の‐まもり【胸の守り】
江戸時代、貴人の婚礼のとき、花嫁が白装束の上から胸に掛けて夫婦和合の印とした守り札。
むり‐おうじょう【無理圧状/無理往生】
[名・形動]強引に押しつけて、自分の意見に従わせること。「愚父(おやじ)が貰って置いたと云って—に婚礼さしたのです」〈魯庵・社会百面相〉
モロッコのユダヤじんのけっこんしき【モロッコのユダヤ人の結婚式】
《原題、(フランス)Noce juive au Maroc》ドラクロワの絵画。カンバスに油彩。北アフリカ滞在中、通訳者のユダヤ人に招待された結婚式を、記憶をもとに描いた作品。パリ、ルーブル美術館...
ゆい‐いれ【結納】
《「言い入れ」を「ゆいいれ」となまり、「結納」を当てたもの》「ゆいのう」に同じ。「婚礼の—に」〈艶道通鑑〉
れい【礼〔禮〕】
[音]レイ(漢) ライ(呉) [訓]いや うや [学習漢字]3年 〈レイ〉 1 社会生活上守るべき行動の形式。規範となる作法。また、儀式・制度など。「礼楽・礼儀・礼節・礼服・礼法/儀礼・虚礼・...
れん‐だい【簾台】
1 前方に御簾(みす)を垂らした一段高い座敷。 2 貴人の他行のとき、または婚礼の際に床飾りに用いた衝立(ついたて)。
わごう‐じん【和合神】
中国で、婚礼のときに祭る神。寒山・拾得の二仙(二聖)で、ともに蓬頭(ほうとう)で笑顔、緑衣を着け、一人は棒と鼓を持つ。
わた‐ぼうし【綿帽子】
1 真綿を広げて作ったかぶりもの。初めは防寒用として主に女性が用いた。のちには婚礼のときに新婦が前頭部をおおうのに用いるようになった。置き綿・被(かず)き綿・額(ひたい)綿。《季 冬》「声もせで...