客(きゃく)を引(ひ)・く
1 遊びや宿泊の客を誘い寄せる。 2 客を招き入れる。「父は…其処で食事をすれば睡眠もするし、客も引くという風で」〈上司・父の婚礼〉
きょう‐の‐ぜん【饗の膳】
婚礼などの祝い事に用いる膳(ぜん)。饗立(きょうだ)て(甲立て)をし、相生(あいおい)に立てた松に、揚巻結びの5色の糸を下げ、台には松竹梅・鶴亀などの彩色画を描く。
ぎ【儀】
[名] 1 儀式。礼式。「婚礼の—」 2 事柄。こと。「その—ならば論に及ばない」 [接尾]人代名詞、人名、あるいはそれらの側の物を表す名詞に付いて、…こと、…に関して、の意を表す。多く、通...
くぎ‐じめ【釘締め】
1 戸や箱のふたなどに釘を打ちつけて、開かないようにすること。釘付け。 2 隠し釘を打つ工具。へしこみ。 3 念を入れて約束すること。釘をさすこと。「先頃(いつぞや)婚礼の、その席にても嗜ました...
クファル‐カナ【Kfar Kana】
イスラエル北部の町。ナザレの東約10キロメートルに位置する。イエスが水をワインに変えたという新約聖書の「カナの婚礼」の地であるとされ、この奇跡を記念して建てられた教会がある。カフルカンナ。
くろ‐だな【黒棚】
黒漆で全体を塗った三段または四段の棚。女子が手回りの道具を載せたりするもの。室町時代以後、婚礼道具となった。くろみだな。
くわえ【加え】
1 増しふやすこと。 2 酒を銚子などに注ぐこと。また、注ぐのに用いる器。「銚子、—の酒過ぎて」〈浮・一代男・八〉 3 婚礼などのとき、2を持って本酌人を助ける役の者。「花嫁君に二度つぎて…—は...
けっこん‐こうしんきょく【結婚行進曲】
婚礼の場で演奏される行進曲。メンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」に含まれる曲が有名。ウエディングマーチ。
けっこん‐しき【結婚式】
「婚礼」に同じ。「神前—」
こう‐しゅ【公主】
天子の娘。皇女。中国で、古代、天子が息女を諸侯に嫁がせるとき、その婚礼を三公に取り仕切らせたところからいう。