むぎ‐ばたけ【麦畑】
麦を栽培している畑。むぎはた。《季 夏》「つかみ合ふ子供のたけや—/去来」
むく‐むく
[副](スル) 1 雲・煙・泡などが重なり合ってわき出るさま。「黒雲が—(と)出てくる」 2 感情や考えが急に起こるさま。「好奇心が—(と)頭をもたげる」 3 横たわっているものがうごめくさま。...
むけ【向け/平け】
1 (向け)他の語の下に付けて、送り先や対象を示す。「フランス—の輸出品」「子供—の絵本」 2 従わせること。服従させること。こちらに向かせること。「もののふの八十伴(やそとも)の緒をまつろへの...
むし【虫】
1 人類・獣類・鳥類・魚貝類以外の小動物の総称。特に、昆虫をいう。 2 美しい声で鳴く昆虫。スズムシ・マツムシなど。「—の音(ね)」《季 秋》「鳴く—のただしく置ける間なりけり/万太郎」 3 衣...
むし‐おさえ【虫押(さ)え】
1 子供の虫気(むしけ)の予防や治療をすること。また、その薬。 2 空腹の一時しのぎに少し物を食べること。また、そのもの。
虫(むし)が起(お)こ・る
1 子供が腹痛を起こしたり神経質になって泣いたりする。 2 欲望が生じる。「浮気の—・る」
むし‐け【虫気】
1 子供が寄生虫などによって腹痛・ひきつけ・かんしゃくなどを起こすこと。 2 痛みを伴う腹の病気。腹の中にすむ三尸(さんし)の虫によって起こると考えられた。「雨にうたれて、持病の—などが起りやし...
むし‐ふうじ【虫封じ】
子供に虫気(むしけ)が起こらないように、まじなうこと。また、そのための護符(ごふ)。
むし‐もち【虫持(ち)】
1 疳(かん)の虫を持っていること。また、それを持っている子供。 2 癇癪(かんしゃく)持ち。
虫(むし)を起(お)こ・す
1 子供が腹痛を起こしたり神経質になって泣いたりする。 2 欲望を生じる。「なまけの—・す」