させる
[助動][させ|させ|させる|させる|させれ|させろ(させよ・させい)]《古語の助動詞「さす」の下一段化したもの》動詞の上一段・下一段・カ変活用の未然形に付く。 1 使役の意を表す。「子供にすき...
さて‐さて
[感]困惑・驚嘆したときなどに発する語。なんとまあ。はてさて。「—、やっかいな事になったものだ」「—、感心な子供もいるものだ」
[副]先を促して問いかけるときの語。それからそれから。それでそ...
さと【里】
1 (「郷」とも書く)山中や田園地帯などで、人家が集まって小集落をなしている所。ひとざと。むらざと。村落。「山から—へ下る」 2 (「郷」とも書く)都に対して、田舎。また、ふるさと。在所。「—の...
さと‐おや【里親】
1 他人の子供を里子として預かり、養育する親。しとね親。育て親。 2 児童福祉法に基づき、保護者のない児童や、保護者に任せることが不適当であると認められる児童を引き取り、養育する者。都道府県知事...
さと‐がえり【里帰り】
[名](スル) 1 新婦が結婚後初めて実家に帰ること。祝言後の3日目・5日目に行うことが多い。 2 妻や奉公人などが実家に帰ること。「子供を連れて久しぶりに—する」 3 外国へ移住した人が故国に...
さと‐わらわ【里童】
里に住む子供。田舎の子供。さとわらべ。
さら・う【攫う/掠う】
[動ワ五(ハ四)]《「浚(さら)う」と同語源》 1 油断につけこんで奪い去る。気づかれないように連れ去る。「波に足を—・われる」「子供を—・う」「鳶(とんび)に油揚(あぶらげ)を—・われる」 2...
さる‐こ【猿子】
《猿回しの猿が着るものに似ているところから》江戸で、綿の入った袖無し羽織。主に子供が着るが、女性の胴着にも用いる。さるっこ。
さる‐まつ【猿松】
《松の字をつけて人名めかしていった語》 1 猿をののしっていう語。 2 まぬけな者や小生意気な者、わんぱくな子供などをののしっていう語。「童子(わらべ)すかしの—の風車をするなど」〈浮・永代蔵・六〉
さ・れる
[動ラ下一][文]さ・る[ラ下二]《動詞「する」の未然形+助動詞「れる」から》 1 「する」の尊敬の意を表す語。「先生が旅行を—・れるそうだ」 2 「する」の受身の意を表す語。「子供にいたずらを...