てき・する【適する】
[動サ変][文]てき・す[サ変] 1 ある対象・目的などによく合う。「子供に—・した映画」 2 条件などにうまくあてはまる。適合する。「寒冷地に—・した作物」 3 それにふさわしい素質や能力があ...
て‐ぐるま【手車/輦/輦車】
1 人の手で押し、または引く小形の車。物を運ぶのに使う。 2 土砂などを運ぶ、2本の柄のついた手押しの一輪車。 3 自家用の人力車。「—へ乗って、立派な玄関のある家をこしらえるに相違ない」〈漱石...
て‐ぜま【手狭】
[名・形動]暮らしたり仕事をしたりするには場所が狭いこと。また、そのさま。「子供が大きくなって家が—になる」
て◦た
[連語]《連語「ている」に過去の助動詞「た」の付いた「ていた」の音変化。上に付く語によっては「でた」とも》…ていた。「窓がしまっ—◦た」「子供が泳いでた」
てならい‐こ【手習ひ子】
師匠について習字を教わる子供。手習い子供。「—の筆の軸を貰ひ溜めて、竹暖簾(なうれん)をこしらへさせ」〈浮・新永代蔵・一〉
て‐ばなし【手放し】
1 手を放すこと。「自転車に—で乗る」 2 手をかけないで放っておくこと。批判・制限・条件などを加えないこと。「教育は—ではできない」「—では喜べない」「—の楽観主義」 3 遠慮や気兼ねをしない...
て‐ばな・す【手放す】
[動サ五(四)] 1 手に持っていたものを放す。手元から放す。「捕まえた虫を—・す」 2 所有していたものを人手に渡す。「家屋敷を—・す」 3 目をかけていた部下や子供を手元から放す。「娘を—・...
て‐ばなれ【手離れ】
[名](スル) 1 幼児が成長して、親の手を離れること。「子供が—して仕事に復帰する」 2 物事ができ上がって、手を加える必要がなくなること。「その工事は私共からもう—しています」
てまり‐うた【手鞠歌】
子供が手まりをついて遊ぶときにうたう歌。《季 新年》「—かなしきことをうつくしく/虚子」
てら‐いり【寺入り】
1 寺子屋に入門すること。また、その子供。「浅之進七八歳の頃より—の初清書」〈風流志道軒伝〉 2 ⇒寺預(てらあず)け 3 自家からの失火・不行跡などがあったときに、寺にこもって謹慎したこと。