かつ‐じ【活字】
1 活版印刷に使う凸型の字型。古くは木製、のちには方形柱状の金属の一端の面に、文字を左右反対に浮き彫りにしたもの。これを組み並べて活版を作る。大きさは、号またはポイントで表し、新聞活字では倍数で...
かと‐もんじ【蝌蚪文字】
「蝌蚪(かと)2」に同じ。かともじ。
か‐な【仮名/仮字】
《「かりな」の転「かんな」の撥音無表記》漢字に基づいて作られ、用いられるようになった、日本語独特の音節文字。一般には片仮名・平仮名をさすが、広義には万葉仮名を含めてもいう。→真名(まな)
かな‐もじ【仮名文字】
平仮名と片仮名。かな。
かに‐もじ【蟹文字】
《カニが横にはうところから》欧文、特に英文をさしていう明治初期の語。横文字。蟹行(かいこう)文字。
かま‐じゅうもんじ【鎌十文字】
穂先の両側に鎌状の枝のついている槍(やり)。両鎌槍。
か‐もじ【母文字】
《「か」は「かか(母)」の頭音》母。また、妻。「高綱のお—」〈浄・近江源氏〉
か‐もじ【髢/髪文字】
《「か」は「かみ(髪)」「かずら(髢)」などの頭音》 1 (髢)婦人が髪を結うとき添える毛。そえがみ。そえげ。いれがみ。 2 髪をいう女房詞。おかもじ。 3 和船の舳先(へさき)に、房のように垂...
から‐もじ【唐文字】
中国の文字。漢字。⇔大和文字(やまともじ)。
かり‐じ【借(り)字】
「当て字」に同じ。