まく‐たんぱくしつ【膜蛋白質】
細胞や細胞小器官などの生体膜に埋め込まれた状態で存在するたんぱく質。たんぱく質の約30パーセントを占め、細胞膜を介した情報伝達・物質輸送・エネルギー変換などの重要な機能を担う。
マクデブルク‐の‐はんきゅう【マクデブルクの半球】
1657年にドイツのマクデブルク市長で物理学者のゲーリケが行った、大気圧の存在を示す実験。2個の金属製の半球を密着させ、内部の空気を抜いて真空にし、これを左右8頭ずつの馬に引かせ、容易に引き離せ...
マクロファージ【macrophage】
動物体のすべての組織に存在するアメーバ状の大形細胞。白血球の一種で、単球から分化する。細菌や異物を取り込んで消化するとともに、その抗原としての情報をT細胞などに伝える。大食細胞。→抗原提示細胞
マグネシウム【magnesium】
金属元素の一。単体は銀白色で軽く、展延性に富む金属。リボン状・粉末状にしたものは閃光(せんこう)を発して燃える。菱苦土石(りょうくどせき)・苦灰石などに含まれ、地殻中に広く分布し、海水中にはナト...
マグネシウム‐じゅんかんしゃかい【マグネシウム循環社会】
マグネシウムを循環型エネルギーとして用いる社会。マグネシウムと食塩水の化学反応を発電や燃料電池に利用した後、反応生成物(水酸化マグネシウム)を還元し再利用する。マグネシウムは海水中に大量に存在し...
マグマ【magma】
1 地下に存在する高温で溶融状態の物質。冷却・固結すれば火成岩になる。岩漿(がんしょう)。 2 積もり積もった不平不満。また、危険な要素や動き。「若手議員から執行部に対する—が噴き出す」「金利上...
まっ‐さつ【抹殺】
[名](スル) 1 事実・存在などを認めず、無視すること。消し去ること。葬り去ること。「社会から—される」 2 こすって消してしまうこと。「墨で五字—する」
まっしょうけつ‐かんさいぼう【末梢血幹細胞】
血管の中を流れる血液(末梢血)の中にある造血幹細胞。 [補説]血管の中を流れる末梢血には、通常、造血幹細胞はほとんど存在しないが、白血球を増やすG-CSFという薬剤を投与すると、骨髄から多量の造...
まったん‐しょうげきはめん【末端衝撃波面】
太陽から噴き出す超音速の太陽風が、星間物質とその磁場の圧力によって押し返され、亜音速となる衝撃波面。太陽風の影響が及ぶヘリオポーズという境界面の内側に存在し、太陽のある側からこの波面を超えると太...
マッチョ【MACHO】
《massive compact halo object》光などの電磁波を放出または反射しているが、非常に暗くて小さいため、直接観測することが困難な天体の総称。銀河の回転運動の観測から、銀河のハ...