グリコサミノグリカン【glycosaminoglycan】
ムコ多糖類の一つ。水との親和性が高く、動物の結合組織などに広く存在する。GAG。
グリコールアルデヒド【glycolaldehyde】
最も簡単な構造をもつヒドロキシアルデヒド。単糖類の一種で、鉄(Ⅱ)塩の存在下でグリコールを過酸化水素で酸化することにより生成される。広く植物に存在し、星間空間や原始星周辺でも発見されている。化学...
グルオン【gluon】
《糊の粒子の意》クオークを結びつける力を媒介する粒子。自然界には単独で存在しないが、ハドロン内部には多数存在。グルーオン。
グルクロン‐さん【グルクロン酸】
《glucuronic acid》グルコースが酸化されて生じる酸。生体に存在し、動物ではムコ多糖類の主要な構成成分。体内に入った有害物質を抱合して尿中に排出する解毒作用があり、主に肝臓で行われる。
グルコセレブロシド【glucocerebroside】
《「グリコセレブロシド」「グルコシルセラミド」とも》セラミドにグルコースが結びついた糖脂質。広義には動物の脳や神経に存在するガラクトセレブロシドと合わせてセレブロシドと総称される。
グルコース【glucose】
単糖類の一。無色の結晶で、甘みがある。D型とL型の光学異性体がある。D-グルコースがぶどう糖で、植物では果実中に多く含まれ、蔗糖(しょとう)などの少糖類、でんぷん・セルロースなどの多糖類の成分。...
グルーボール【glueball】
複数のグルオンで構成される中間子の一種。1960年代より量子色力学に基づき、その存在は理論的に予言されているが、まだ確認に至っていない。グルオニウム。
グレート‐アトラクター【great attractor】
海蛇座・ケンタウルス座の方向に存在するとされる未知の巨大重力源。天の川の反対側に位置するため観測が難しく、その詳細は明らかになっていない。局部銀河群を含む乙女座超銀河団において、ハッブルルメート...
グレート‐ウォール【great wall】
宇宙空間で銀河が壁状に多数分布する領域。宇宙の中で銀河は一様に分布せず、宇宙の大規模構造と呼ばれる巨大な泡状の構造が見られ、その泡の膜面に相当する。また、泡の内部はボイドと呼ばれる銀河がほとんど...
ぐん【群】
1 群がること。集団。「—をなす」 2 抽象代数学で、集合Gの元a, b, cの間に一つの演算方法*が規定されていて、元がその演算方法に関して次の条件を満たすとき、Gを群という。 (1) a*b...