イライザ【ELIZA】
最初期の自然言語処理プログラムの一つ。単純な構文解析と回答パターンを用いて、対話形式でテキストのやりとりができる。1966年に米国のコンピューター科学者J=ワイゼンバウムが開発。名称は、ショーの...
いんきさんか【因帰算歌】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永17年(1640)刊行。算術を和歌や長歌の形式で記したもので、日本で最初につるかめ算を扱った書物としても知られる。
インターディシプリナリー【interdisciplinary】
[名・形動]多くの分野の専門知識や経験が必要な研究課題などにあたるとき、さまざまな領域の学者や技術者が協力し合うこと。また、そのさま。学際的。「種々の学問分野からの発想を—に議論する」
イー‐キュー【EQ】
《emotional quotient》情動指数。感情指数。実社会の人間関係の中で重要な一種の知性として、米国の心理学者ダニエル=ゴールマンは、「Emotional Intelligence」(...
イーストレーキ【Frank Warrington Eastlake】
[1858〜1905]米国の英語学者。明治17年(1884)に来日。斎藤秀三郎とともに東京正則英語学校を開設、英語の普及に努めた。棚橋一郎と「ウェブスター氏新刊大辞書和訳語彙」を共編。東湖と号した。
イービー‐ウイルス【EBウイルス】
《Epstein-Barr virus》ヘルペスウイルスの一種。感染・発症すると発熱などを引き起こすが、日本人の多くは抗体をもつ。エプスタインバールウイルス。EBV。 [補説]1964年、このウ...
ウィグナー‐けっしょう【ウィグナー結晶】
低エネルギーかつ低密度の電子が規則的に並んで形成する結晶状態。1934年にハンガリー出身の物理学者E=ウィグナーがその存在を予想。1972年、液体ヘリウムの表面上における二次元の電子系ではじめて...
ウィスク【WISC】
《Wechsler intelligence scale for children》米国の心理臨床学者ウェクスラーが考案した児童知能検査法。現在は改良され、1991年からWISC-Ⅲとなっている...
ウィルソン‐サイクル【Wilson cycle】
地質時代を通じて、大陸の分裂や合体、海洋底の拡大と消滅が繰り返されること。カナダの地質学者T=ウィルソンにより提唱。かつて存在した超大陸パンゲアやロディニアは、この繰り返しの過程で形成されたと考...
ウィルソン‐の‐きりばこ【ウィルソンの霧箱】
電子や陽子などの荷電粒子の飛跡を調べる装置。容器内の過飽和蒸気を荷電粒子が通過すると霧滴が生じる現象を観測するもの。英国の物理学者ウィルソンが考案。