コペルニクス‐げんり【コペルニクス原理】
宇宙原理に同じ。天文学者コペルニクスが地動説を唱え、地球が宇宙の中心といった特別な場所ではないと示したことに由来する。
コペルニシウム【copernicium】
人工放射性元素の一。1996年、ドイツ、ダルムシュタットの重イオン研究所(GSI)のグループが鉛208に亜鉛70を衝突させて生成した。その後、ロシアのドゥブナ研究所、日本の理化学研究所仁科加速器...
コメニウス【Johann Amos Comenius】
[1592〜1670]ボヘミアの教育思想家・神学者。モラビア生まれ。子供の成長に応じた教育の必要性を提唱、近代教育学の基礎を築いた。ルソー・ペスタロッチの先駆者とされる。著「大教授学」「世界図絵...
コラッツ‐よそう【コラッツ予想】
整数論における未解決問題の一。任意の正の整数に対し、偶数の場合は2で割り、奇数の場合は3を掛けて1を足すという操作を繰り返したとき、最終的に1になるというもの。1937年にドイツの数学者L=コラ...
コリオリ‐の‐ちから【コリオリの力】
回転体上を運動する物体に働く慣性の力。回転軸と物体の速度の向きとの両方に垂直に働き、物体の速度の向きを変える。台風の進路が、地球の自転のために曲がるのはこれによる。1828年、フランスの物理学者...
コルティ‐き【コルティ器】
内耳の蝸牛(かぎゅう)内の基底膜上にある螺旋(らせん)状装置で、音の刺激を聴神経に伝える器官。イタリアの解剖学者コルティ(A.Corti)が発見。螺旋器。コルチ器。
これきびんらん【古暦便覧】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作。慶安元年(1648)刊行。
コロキウム【(ラテン)colloquium】
研究者や学者による学術的な討論会、研究会、会議、セミナー。
コンテ【(フランス)conté】
デッサン用のクレヨンの一。鉛筆よりやわらかく、濃淡を出しやすい。フランスの化学者コンテ(N.J.Conté)の創製。
コンドラチェフ‐の‐なみ【コンドラチェフの波】
18世紀以来の物価・利子率・生産量などの動きにみられる50〜60年を周期とする波動。その理論を主張した旧ソ連の経済学者コンドラチェフの名にちなむ。→景気循環