す【主/守】
〈主〉⇒しゅ 〈守〉⇒しゅ
すく‐じん【守宮神/守公神】
1 宮殿または官庁などを守護するという神。朝廷の外記庁(げきのちょう)に祭った。「中納言は、—、賢所(かしこどころ)の御前にて伏しまろび給ひて」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉 2 諸道の技芸を守護す...
まぶ・る【守る】
[動ラ四]「まぼる」の音変化。「わらはが顔をあいつに—・らせうと思うて」〈虎清狂・鏡男〉
まぼら・う【守らふ】
[動ハ下二]《動詞「まぼる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》「まもらう」に同じ。「中納言はかたちのいと美しげなる、—・へて居給へり」〈宇津保・国譲中〉 「われらを討たんとて、こなたを—・...
まぼ・る【守る】
[動ラ四] 1 「まもる1」に同じ。「この雪の山いみじう—・りて、わらはべなどに踏み散らさせず」〈枕・八七〉 2 「まもる4」に同じ。「そもそもかしこに—・りてものせむ、世の中、いとはかなければ...
まもら・う【守らふ】
[動ハ四]《動詞「まもる」の未然形+上代の反復継続の助動詞「ふ」から》じっと見つめている。見守りつづける。「伊那佐の山の木の間よもい行き—・ひ戦へば」〈記・中・歌謡〉
[動ハ下二] 1 見つ...
ま‐もり【守り/護り】
1 守ること。特に、戦い・スポーツ・ゲームなどで相手の攻撃に備えること。守備。「—を固める」「国境の—」 2 守備を重視すること。また、一般に消極的になること。「—の野球」「—に入る」 3 神仏...
まもり‐がたな【守り刀】
身を守るためにいつも身につけている短刀。護身刀。
まもり‐がみ【守り神】
災難から自分を守ってくれる神。守護神。
まもり‐づけ【守り付け】
昔、戦場で、死を覚悟した者がその氏名を記して髻(もとどり)につけた木札。