もりぐち【守口】
大阪府中部の市。大阪市の北東に隣接する。淀川南岸にあり、もと京街道の宿場町として発達。電気機器工業が盛ん。人口14.7万(2010)。
もりぐち‐し【守口市】
⇒守口
もりぐち‐だいこん【守口大根】
ダイコンの一品種。根は直径2センチほどであるが、長さは約1メートルにもなる。守口漬けにする。大阪府守口市の原産といわれ、岐阜・愛知両県に多く産する。長大根。
もりぐち‐づけ【守口漬(け)】
名古屋名物の漬物。特産の守口大根を塩漬けにしてから、粕漬(かすづ)けにしたもの。
もりさだまんこう【守貞漫稿】
江戸後期の風俗誌。全34巻。喜田川守貞著。嘉永6年(1853)成立、その後も加筆。京坂・江戸の風俗を図解して考証したもの。近世風俗研究に重要な資料で、明治41年(1908)に「類聚近世風俗志」の...
もりたけせんく【守武千句】
俳諧集。1冊。荒木田守武著。天文9年(1540)成立。慶安5年(1652)刊。伊勢大神宮に奉納した独吟千句を集めたもので、俳諧式目の基準ともなった。誹諧之連歌独吟千句。飛梅千句。
もりた‐ざ【森田座/守田座】
歌舞伎劇場。江戸三座の一。万治3年(1660)森田太郎兵衛が木挽町に創設。以後、代々の森田勘弥が座元を務め、安政3年(1856)守田座と改めた。明治5年(1872)猿若町から新富町に移転し、同8...
もり‐た・てる【守(り)立てる/盛(り)立てる】
[動タ下一][文]もりた・つ[タ下二] 1 そばから励まし助ける。「好守でピッチャーを—・てる」 2 衰えたものを再び盛んにする。再興する。「一丸となって会社を—・てる」 3 (守り立てる)まも...
もりっ‐こ【守りっ子】
子守りをすること。また、その人。もりこ。
もり‐べ【守部】
守る者。山野・陵墓・関所などの番人。「鳥網(となみ)張り—をすゑて」〈万・四〇一一〉