しゅうきょう‐きしだん【宗教騎士団】
十字軍時代に、騎士道精神と修道院精神との結合を目ざし、聖地巡礼の守護を主任務として結成された修道会。テンプル騎士団・ヨハネ騎士団・ドイツ騎士団などがあり、対異教徒戦や辺地の開拓に活躍した。騎士修道会。
しゅうきょう‐きょういく【宗教教育】
宗教的情操や信仰心を養うことを目的とする教育。日本の場合、国公立学校が特定の宗派の宗教教育を行うことを禁止しているが、私立学校では自由参加の形態でこれを行うことを認められている。
しゅうきょう‐ぎれい【宗教儀礼】
信仰対象とのかかわり合いを集団的規模で、一定の形式に従って行う宗教的行為。礼拝・祈祷(きとう)など種々の儀式を含む。
しゅうきょう‐けいさつ【宗教警察】
イスラムの教義に反する行為を取り締まる政府機関や民間組織。サウジアラビア・イラン・アフガニスタン・インドネシアなどに存在。市内を見回り、不適切な服装・行動に対して注意・指導・摘発を行う。外国人も...
しゅうきょう‐げき【宗教劇】
宗教の儀式として行われる演劇。また、教典の内容や聖人の言行など、宗教的題材を扱った演劇。キリスト教の受難劇・降誕祭劇など。
しゅうきょう‐さいばん【宗教裁判】
中世半ばから近世にかけて、異端者やキリスト教批判者に対してローマ‐カトリック教会や皇帝・君主が行った裁判。異端禁圧が中心であった。異端審問。
しゅうきょう‐し【宗教史】
宗教現象の歴史的展開を研究する学問。各宗教の歴史を扱う特殊宗教史と、それらの相互連関から一般的因果律を求める一般宗教史とがある。
しゅうきょう‐しゃかいがく【宗教社会学】
宗教現象を社会学的側面から研究する学問。宗教の社会的機能、宗教と他の社会制度との相互関係などを分析する。デュルケームやマックス=ウェーバーによって確立された。
しゅうきょう‐しん【宗教心】
神や仏などを認め、その畏敬から生じる敬虔(けいけん)な気持ち。
しゅうきょう‐しんりがく【宗教心理学】
個人・集団・人種など、さまざまなレベルでの宗教現象の心理的側面を実証的に研究する学問。