ごとばじょうこうぞう【後鳥羽上皇像】
大阪水無瀬神宮が所蔵する後鳥羽天皇の似絵（肖像画）。紙本著色。藤原信実の作と伝わり、国宝に指定されている。後鳥羽天皇像。後鳥羽院像。
ごばんたいへいき【碁盤太平記】
浄瑠璃。時代物。二段。近松門左衛門作。宝永7年（1710）大坂竹本座初演。赤穂義士のあだ討ちを脚色したもの。
ご‐ぶ【五部】
１ 五つの部類。 ２ 密教で、金剛界五仏の五智を表す分類。仏部・金剛部・宝部・蓮華(れんげ)部・羯磨(かつま)部に分ける。
ご‐ぶつ【五仏】
真言密教で、大日如来とその徳から生じた四仏。金剛界では大日・阿閦(あしゅく)・宝生(ほうしょう)・阿弥陀・不空成就の五如来、胎蔵界では大日・宝幢(ほうどう)・開敷華(かいふげ)王・阿弥陀・天鼓(...
ごぶつ‐ほうかん【五仏宝冠】
金剛界の大日如来が頭にかぶる宝冠。五智円満を象徴する五仏をかたどった宝冠。五智の宝冠。五智冠。五仏冠。
ご‐ほう【五宝】
仏語。5種の代表的な宝。陀羅尼集経では、金・銀・真珠・珊瑚(さんご)・琥珀(こはく)。
ご‐りゅう【五流】
能楽で、シテ方の観世・宝生(ほうしょう)・金春(こんぱる)・金剛・喜多の五つの流派。能楽五流。
ごりん‐とう【五輪塔】
地・水・火・風・空の五大をそれぞれ方形・円形・三角形・半月形・宝珠形に石などでかたどり、順に積み上げた塔。平安中期ごろ密教で創始され、大日如来を意味したが、のちには供養塔・墓標などとされた。五輪...
ごん‐じ【近事】
三宝に近づいて仕える者の意で、五戒を受けた在家の信者のこと。男を近事男(なん)、女を近事女(にょ)という。
ごんりん‐おう【銀輪王】
転輪王の一。銀の輪宝を感得し、須弥山(しゅみせん)の東・南・西三州を統治する王。ぎんりんおう。
