じっけん‐けいざいがく【実験経済学】
被験者に自己の利益を最大化するよう自由に行動させることで経済行動の検証を行う、経済学の一分野。例えば、競争入札に関する実験では、入札者の人数・入札への参加費用・談合の有無などの条件を変えて繰り返...
じっけん‐けいたいがく【実験形態学】
生物のある形態の機能や発現の機構を解析するために、実験的な手段を用いて研究する学問。
じっけん‐げきじょう【実験劇場】
前衛的意図で、実験的な演劇を上演する劇場。主として小劇場形式で行われる。
じっけん‐げんしょうがく【実験現象学】
直接経験(現象)をあるがままにとらえ、その特性に従って記述・分類し、実験的に現象の現れる条件を明らかにしようとする心理学の立場。
じっけん‐こうこがく【実験考古学】
遺跡から発掘・出土した遺物について、その製作法や使用法を実験的に再現する考古学の一分野。先史時代と同じ条件での石器・土器などの製作や、石斧で木を伐り倒すなどして検証する。
じっけんこうぼう【実験工房】
昭和26年(1951)に結成された、前衛的な芸術家グループ。命名は詩人の滝口修造。結成メンバーは武満徹・山口勝弘など。
じっけん‐し【実検使】
古代・中世、訴訟・災害・刑事事件などが起こったとき、実情を調査し、報告するために派遣された臨時の職。
じっけん‐しき【実験式】
1 化合物の組成を、最も簡単な原子数の比で示した化学式。例えば、ぶどう糖C6H12O6の実験式はCH2Oである。組成式。 2 ⇒経験式
じっけん‐しつ【実験室】
科学研究を目的とした実験を行うための部屋。「理科の—」
じっけんしつ‐けい【実験室系】
二つの粒子が衝突や散乱をする場合に、標的となる粒子が最初に原点に静止するようにとった座標系。→重心系