じっけん‐しゅぎ【実験主義】
1 真理を具体的な経験でとらえようとする立場。 2 デューイが主張する認識論上の立場。感覚的要素は特定の目的の実現を目ざす観念に導かれた積極的行為によってのみとらえられるもので、このような実験的...
じっけん‐しょうせつ【実験小説】
1 ゾラの主張した小説の方法論。自然科学者が実験を行うように、一定の遺伝的素質をもった人間がある社会環境のもとでいかに生きるかを客観的に分析して描こうとするもの。日本では、小杉天外・永井荷風らの...
じっけんしょうせつろん【実験小説論】
《原題、(フランス)Le Roman expérimental》ゾラによる文学論。1880年刊行。自然主義文学理論をいち早く提示したもので、ベルナールの「実験医学研究序説」やテーヌの決定論に影響...
じっけん‐しんりがく【実験心理学】
精神現象および行動の研究に実験的方法を用いる心理学。方法による区分なので、研究領域は限定されないが、一般に知覚や学習についての基礎的研究をさすことが多い。
じっけん‐じょう【実検状】
土地調査結果を記録して上申した書状。注進状。
じっけん‐すいそう【実験水槽】
実験用の中・大型の水槽。水力学の実験や流体の実験などに用いられる。
じっけん‐せいぶつ【実験生物】
実験に用いる動物・植物・細菌・微生物・細胞・遺伝子など。研究に不可欠な特定の性質を備えた生物が他の生物と交雑しないように管理されている。遺伝子操作や品種改良によって実験や研究の目的にあった生物が...
じっけん‐だい【実験台】
1 実験器具や材料などをのせる台。 2 実験の対象になるもの。「新療法の—になる」
じっけん‐てき【実験的】
[形動]試みに行ってみるさま。「—な段階」
じっけん‐どうぶつ【実験動物】
医学その他の研究に用いるために飼育し、繁殖させている動物。猿・犬・ウサギ・モルモットなど。→実験生物