ツェティニェ【Cetinje】
モンテネグロ南部の都市。ロブチェン山の麓、標高680メートルの高地に位置する。15世紀、オスマン帝国の侵攻から逃れたツルノイェビッチ王朝のイバンが修道院を創設し、首都とした。以降、現在に至るまで...
つきのせかい【月の世界】
《原題、(イタリア)Il mondo della luna》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全3幕。1777年にハンガリーのエステルハージ宮殿で初演。台本はゴルドーニ。エステルハージ家の伯爵の...
つき‐の‐みや【月の宮】
月の中にあるという宮殿。月宮(げっきゅう)。「—うはの空なるかたみにて思ひもいでば心かよはむ」〈新古今・恋四〉
つき‐の‐みやこ【月の都】
1 月の中にあるといわれる宮殿。月宮殿。また、月世界。「おのが身はこの国の人にもあらず、—の人なり」〈竹取〉 2 都の美称。「見るほどぞしばし慰むめぐりあはむ—ははるかなれども」〈源・須磨〉
つくり‐もの【作り物】
1 人の手で実物そっくりに作ったもの。まがいもの。人造物。模造品。「—のダイヤの指輪」 2 事実に基づかず、虚構によって作り出した事柄、または文学作品。「何だか小説か—のようで」〈逍遥・当世書生...
ツビンガー‐きゅうでん【ツビンガー宮殿】
《Zwinger》⇒ツウィンガー宮殿
つるかめ【鶴亀】
謡曲。脇能物。喜多流では「月宮殿(げっきゅうでん)」。唐土の皇帝が新春の節会に鶴と亀に舞をまわせ、みずからも月宮殿で舞楽に興じる。 長唄。謡曲「鶴亀」の詞章に10世杵屋(きねや)六左衛門が作...
ティクリート【Tikrīt】
イラク中部、サラーフアッディーン州の都市。同州の州都。バグダッドの北西約160キロメートル、チグリス川沿いに位置する。12世紀にアイユーブ朝を建てたサラディンの生地。14世紀末、チムール帝国に攻...
ティシュケビチュス‐きゅうでん【ティシュケビチュス宮殿】
《Tiškevičių rūmai》リトアニア西部の都市パランガにあるネオルネサンス様式の邸宅。19世紀末、地元の貴族ティシュケビチュス家により建造。現在、庭園全体はパランガ植物公園になっており...
ティズキエビクズ‐きゅうでん【ティズキエビクズ宮殿】
《Tiškevičių rūmai》⇒ティシュケビチュス宮殿