ご‐えん【後宴】
1 神祭の翌日、潔斎(けっさい)を解いたあとで催される酒宴。 2 大きな宴のあと、場所や日を改めたりして、さらに催される宴。「人々のこなたに集ひ給へるついでに、いかで物の音(ね)試みてしがな。私...
ざんぎく‐の‐えん【残菊の宴】
平安時代以降江戸時代のころまで、陰暦10月5日に宮中で残菊を観賞して催された酒宴。《季 秋》
し‐えん【賜宴】
天子・主君の催す酒宴に招かれること。また、その酒宴。
しゅ‐えん【酒宴】
人々が集まり酒を酌み交わして楽しむ会。酒盛り。宴会。「送別の—を張る」
しゅく‐えん【祝宴】
祝いの宴会。賀宴。「—を張る」
しゅん‐えん【旬宴】
旬(しゅん)3のときに催される宴。
しょう‐えん【小宴】
小人数の宴会。また、自分の主催する宴会をへりくだっていう語。
しょう‐えん【招宴】
宴会に招くこと。また、人を招待して催す宴会。「—にあずかる」
しん‐えん【宸宴】
天皇の催す酒宴。「大嘗会(だいじゃうゑ)は…—あり、御遊(ぎょいう)あり」〈平家・五〉
しんやのしゅえん【深夜の酒宴】
椎名麟三の中編小説。昭和22年(1947)、「展望」誌に発表。著者の実質的なデビュー作。