あれちのかぞく【荒地の家族】
佐藤厚志の小説。令和4年(2022)発表。東日本大震災後の宮城県南部を舞台に、造園業を営む男性の暮らしを描く。第168回芥川賞受賞。
い‐かぞく【遺家族】
一家の中心人物を失い、あとに残された家族。特に、戦没者の遺族。
かく‐かぞく【核家族】
《nuclear family》ひと組の夫婦とその未婚の子供からなる家族。家族の基礎単位とされる。
かくだい‐かぞく【拡大家族】
親と、結婚した子供の家族などが同居する家族形態。拡張家族。
か‐ぞく【家族】
1 夫婦とその血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団。近代家族では、夫婦とその未婚の子からなる核家族が一般的形態。 2 民法旧規定において、戸主以外の家の構成員。
カルロスよんせいのかぞく【カルロス四世の家族】
《原題、(スペイン)La familia de Carlos Ⅳ》ゴヤの絵画。カンバスに油彩。ゴヤが仕えたスペイン国王カルロス4世とその一族の集団肖像画。マドリード、プラド美術館所蔵。
こいするかぞく【恋する家族】
三田誠広の青春小説。就職活動に奮闘する女子学生の姿を明るく描く。平成10年(1998)刊行。
しんせい‐かぞく【神聖家族】
⇒聖家族
せい‐かぞく【聖家族】
キリスト教で、幼児イエス=キリストと母マリアおよび父ヨセフの三人の家族。家族の原形とされ、しばしば絵画や彫刻の題材として扱われる。神聖家族。 [補説]書名別項。→聖家族
せいかぞく【聖家族】
堀辰雄の短編小説。昭和5年(1930)、雑誌「改造」に発表。単行本は昭和7年(1932)の刊行で、横光利一が序文を寄せている。 ⇒聖家族と幼児洗礼者ヨハネ