はん‐おち【半落ち】
警察用語で、容疑者が犯行の一部を自供している状態のこと。→落ちる7㋒
ひき‐た・てる【引(き)立てる】
[動タ下一][文]ひきた・つ[タ下二] 1 無理に連れて行く。ひったてる。「容疑者を—・てる」 2 元気が出るようにする。はげます。「酒を飲んで気分を—・てる」 3 ひいきにして力添えする。特に...
ひぎ‐しゃ【被疑者】
犯罪の嫌疑を受けて捜査の対象となっているが、起訴されていない者。容疑者。
ひとじち‐しほう【人質司法】
捜査機関の意に沿う供述を得るまで、逮捕・拘留した被疑者や被告人を拘束し続ける司法の在り方。日本の司法捜査の実態を批判的にいう語。 [補説]法律上、同一容疑での取り調べは、逮捕状で最大72時間、勾...
び‐こう【尾行】
[名](スル)相手の行動を探ったり監視したりするために、気づかれないようにあとをつけて行くこと。「—をまく」「容疑者を—する」
ふ‐そうち【不送致】
事件に関する書類や容疑者を検察官や家庭裁判所に送致せず、警察署内のみで処理すること。罪状が極めて軽微な場合などに適用される。
ふそうち‐よざい【不送致余罪】
警察が容疑者の余罪を捜査する際に、一定の条件を満たせば、事件に関する資料を検察官に送致しなくても、検挙したものとして処理すること。捜査の効率化を目的として導入された。
ぶぶんはんけつ‐せいど【部分判決制度】
裁判員制度による裁判方式の一。複数の事件で起訴された容疑者の裁判を事件によって分離し、審理順に裁判員を選任、有罪か無罪かを判断する。裁判官は全審理を担当し、最終審理の裁判員は裁判官とともに量刑決...
プレオーユイットのよあけ【プレオー8の夜明け】
古山高麗雄の小説。第二次大戦後、戦犯容疑で拘留された主人公の体験を描く。昭和45年(1970)発表。同年、第63回芥川賞受賞。
星(ほし)を挙(あ)・げる
犯人また犯罪容疑者を検挙する。「老刑事の執念が—・げた」