はく・する【泊する】
[動サ変][文]はく・す[サ変] 1 とまる。宿泊する。「宜しく旅舎を撰んで—・すべし」〈織田訳・花柳春話〉 2 船が停泊する。「その内に船は岸に—・した」〈芥川・侏儒の言葉〉
はけん‐むら【派遣村】
派遣切りや雇い止めなどで職と住居を失った失業者のために一時的に設置された宿泊所。NPOが主導し、平成20年(2008)12月31日から翌年1月5日までの間、東京の日比谷公園に開設された。平成21...
はこね【箱根】
神奈川県南西部、足柄下郡の地名。北部を早川が流れ、西部に芦ノ湖がある。江戸時代は東海道五十三次の宿駅の一つで、関所が置かれていた。多くの温泉があり、観光地。また、広くは箱根山一帯をさしていう。
はこね‐はちり【箱根八里】
《東海道小田原宿から三島宿まで約8里あるところから》箱根路のこと。 [補説]作品名別項。→箱根八里
はした‐な・む
[動マ下二] 1 きまりの悪い思いをさせる。「心を合はせて、—・め煩はせ給ふ時も多かり」〈源・桐壺〉 2 きびしくたしなめる。「あなものぐるほしと—・めさし放たむにも」〈源・宿木〉
はすは‐おんな【蓮葉女】
1 軽はずみで浮気な女性。品行のよくない女性。はすっぱ。はすは。 2 江戸時代、問屋や旅人宿に雇われて客の接待や寝所の相手をした女性。「客馳走のために—といふ者をこしらへ置きぬ」〈浮・一代女・五〉
はたご‐せん【旅籠銭】
宿屋の宿泊料と食事代。はたごちん。
はたご‐や【旅籠屋】
近世、旅行者を宿泊させる食事付きの宿屋。
はちおうじ【八王子】
東京都南西部の市。もと甲州街道の宿場町。絹織物の機業・集散地として発達し、桑都(そうと)と呼ばれた。現在は精密機器などの工業も盛ん。大学が多く、住宅地。高尾山や滝山城跡がある。人口58.0万(2...
はちまん‐ざ【八幡座】
《八幡神の宿る所の意から》兜(かぶと)の鉢の頂上。中央に孔があり、その縁に台座・菊座・上玉(あげたま)の金物がある。神宿(かんやどり)。