げ‐げ【下下】
1 身分の低い者。しもじも。〈日葡〉 2 非常に劣っていること。下の下。「—の下の客と言はれん花の宿/越人」〈曠野〉 3 しもじもの者の履物。わら草履。「馬にも乗らず、—をはき」〈平家・九〉
げ‐しゅく【下宿】
[名](スル) 1 ある期間、あらかじめ契約を結んで部屋を借り、部屋代・食費などを払って居住すること。また、その家。「大学の近くに—する」 2 宿泊費の安い下等な旅館。安宿。したやど。
げしゅく‐だい【下宿代】
下宿の代として支払う金銭。「仕送りから—を支払う」
げしゅく‐や【下宿屋】
下宿1を営む家。
ゲストハウス【guesthouse】
大学などで、来客が宿泊するための建物。
ゲスト‐リレーションズ【guest relations】
ホテルなどで、宿泊客の種々の相談・依頼などに応対する人。コンシェルジュ。
げつ‐じ【月次】
1 毎月。月例。つきなみ。「—報告」 2 《「次」は宿りの意》月の、天空における位置。
げん‐ざい【原罪】
《original sin》キリスト教で、人類が最初に犯した罪。アダムとイブが禁断の木の実を口にし、神の命令に背いた罪。アダムの子孫である人類はこの罪を負うとされる。宿罪。
こ‐あるき【小歩き】
1 小股(こまた)で歩くこと。 2 頼まれた雑用をする者。走り使い。「おのれは元宿無し団七というて粋方(すいはう)仲間の—」〈浄・浪花鑑〉
こいわすれ‐ぐさ【恋忘れ草】
《恋の切なさ、苦しさを忘れさせる草の意》萱草(かんぞう)の別名。「わが宿は甍(いらか)しだ草生ひたれど—見るにいまだ生ひず」〈万・二四七五〉 [補説]書名別項。→恋忘れ草