まみ‐あい【眉間/眉相】
1 みけん。「—にしわを寄せる」 2 まゆ。「女郎の—は、立花にていはばひかへの様なる物なり」〈ひとりね・上〉
まゆ‐ね【眉根】
1 眉の根もと。眉毛の内側の方。まよね。「—を寄せる」 2 まゆ。まよね。「雨降るといかでか人を待たざらむ誰(た)がためかける我が—ぞ」〈基俊集〉
眉(まゆ)を顰(ひそ)・める
心配なことがあったり、また、他人の嫌な行為に不快を感じて顔をしかめる。眉根を寄せる。「醜態に周囲が—・める」 [補説]文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされ...
ミニョン【Mignon】
ゲーテの小説「ウィルヘルム=マイスターの修業時代」の登場人物で、主人公に思いを寄せる可憐な少女。 トーマ作曲のオペラ。3幕。1866年初演。に題材をとった作品で、第1幕で歌われる「君よ知る...
み‐より【身寄り】
身を寄せるところ。親類・縁者。「—のない老人」
胸(むね)に迫(せま)・る
ある思いが強く押し寄せる。感動する。「万感(ばんかん)—・る」
めぐろのさんま【目黒の秋刀魚】
落語。目黒で食べたサンマの味が忘れられない殿様が、魚河岸から取り寄せるが、油を抜いて調理してあり味気なかったので、「サンマは目黒に限る」と言ったという話。
めさ・ぐ【召上ぐ】
[動ガ下二]《「めしあぐ」の音変化》召し上げる。呼び寄せる。「我(あ)が主のみ霊(たま)賜ひて春さらば奈良の都に—・げ給はね」〈万・八八二〉
めし‐あ・げる【召(し)上げる】
[動ガ下一][文]めしあ・ぐ[ガ下二] 1 官府や主君が所有物を取り上げる。「領地を—・げる」 2 貴人が下位の人を呼び寄せる。召し出す。「この歌は、まだ殿上許されざりける時に、—・げられて」〈...
めし‐と・る【召(し)取る】
[動ラ五(四)] 1 (「召し捕る」とも書く)官命により罪人などをつかまえる。逮捕する。「盗賊を—・る」 2 貴人や上位の人が呼び寄せる。「鍛冶匠(かぢたくみ)六人を—・りて」〈竹取〉