よせ‐かけ【寄(せ)掛け】
1 寄せ掛けること。 2 土蔵の壁を保護するため外側に設けた板張りのおおい。
よせ‐か・ける【寄(せ)掛ける】
[動カ下一][文]よせか・く[カ下二] 1 そばへ寄せて立てかける。もたせかける。「はしごを壁に—・ける」 2 攻め寄せる。押し寄せる。「—・けて打つ白波の音高く」〈謡・夜討曽我〉
よせ‐がき【寄(せ)書(き)】
[名](スル)多くの人が1枚の紙に文章や絵などを書くこと。また、その書いたもの。「卒業記念の—」「見舞いのカードに—する」
よせ‐がまち【寄せ框】
商家などの入り口の敷居。昼間は取りはずし、夜、戸を閉めるときに取り付けるようにしたもの。
よせ‐ぎ【寄(せ)木】
1 木片や木材を組み合わせること。「—の床」 2 いろいろな形の木片を組み合わせ、物の形を作って遊ぶおもちゃ。 3 「寄せ木細工」の略。
よせぎ‐ざいく【寄(せ)木細工】
木工芸の装飾技法の一。器物などの表面に色や木目などの異なる木片を組み合わせて図案や模様を描き出す細工。また、その細工工芸品。
よせ‐ぎちょう【寄せ几帳】
古代・中世に、宮中または寝殿の浜床(はまゆか)の上、左右前後に立てめぐらした几帳。
よせぎ‐づくり【寄(せ)木造(り)】
木彫仏の造像技法の一。頭部・胴身部からなる主要部を二材以上の木を寄せ合わせて造るもの。定朝(じょうちょう)が完成。→一木造(いちぼくづく)り
よせ‐ぎれ【寄(せ)切れ/寄せ布】
裁ち残りの布きれを寄せ集めたもの。
よせ‐くち【寄せ口】
攻め寄せてくる方面。