より‐かか・る【寄(り)掛(か)る/凭り掛(か)る/倚り懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 からだをもたせかける。もたれかかる。「壁に—・る」 2 自分の力でなく、他を頼みにする。「権力に—・った発言」
より‐き【寄(り)木】
岸などに流れ寄った流木。
より‐きり【寄(り)切り】
相撲のきまり手の一。相手のまわしを取って、体を寄せながら土俵を踏み切らせる技。
より‐き・る【寄(り)切る】
[動ラ五(四)] 1 相撲で、寄り切りで勝つ。「立ち合いから一気に—・る」 2 反対や困難な条件を押しのけて目的を達する。「—・って結婚を承諾させる」
より‐くじら【寄(り)鯨】
死んだり弱ったりして、海岸に漂着したクジラ。
より‐す【寄(り)州/寄り洲】
河口や海岸などに、土砂が風波で吹き寄せられてできた州。
より‐すが・る【寄り縋る】
[動ラ五(四)] 1 からだを寄せてとりつく。すがりつく。「—・って泣く」 2 力として頼む。「人の情けに—・る」
より‐ずもう【寄(り)相撲】
1 勧進相撲などで、よそから来た者にも飛び入りでとらせる相撲。 2 相撲で、四つに組んで寄り合う相撲。寄り。また、それを得意とする力士。
より‐そ・う【寄(り)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 もたれかかるように、そばへ寄る。「—・って歩く」 2 相手の気持ちを思いやって支える。「被災者に—・った政策」
より‐たおし【寄(り)倒し】
相撲のきまり手の一。土俵際で耐える相手のまわしを引きつけ、体を密着させて倒す技。