はしり‐よ・る【走り寄る】
[動ラ五(四)]走って近寄る。「仲間のもとへ—・る」
はだ‐すすき【はだ薄】
《「はたすすき」の音変化という》 [名]「はたすすき」に同じ。「—尾花逆葺(ふ)き黒木もち造れる室(むろ)は万代までに」〈万・一六三七〉 [枕]薄の穂の意から「穂に出づ」、また、薄の末(う...
ばっ‐こう【抜港】
[名](スル)(海運業界で)予定していた港へ寄るのを取りやめること。「強風で接岸できず、—する」
ひき‐よ・せる【引(き)寄せる】
[動サ下一][文]ひきよ・す[サ下二] 1 引っ張って近くに寄せる。「いすを—・せる」 2 そのものの方へ寄るようにする。ひきつける。「人の心を—・せる」
ひざ‐づめ【膝詰(め)】
膝と膝とを突き合わせること。相手に強く詰め寄ること。「—で交渉する」
額(ひたい)を合(あ)わ・せる
額と額とがくっつくほど近くに寄る。「—・せて何事か企む」
ひっ‐かか・る【引っ掛(か)る/引っ懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 物にかかってそこに止まる。「風船が木の枝に—・る」 2 途中で立ち寄る。また、手間どる。「飲み屋に—・る」 3 やっかいなことにかかわりあう。関係が生じる。「選挙違反に—・...
火(ひ)に入(い)る虫(むし)
「飛んで火に入る夏の虫」の略。「笛に寄る鹿—」〈浄・釈迦如来〉
ひむろ【氷室】
謡曲。脇能物。宮増(みやます)作といわれる。朝臣が丹波の氷室山に立ち寄ると、氷室守(もり)の老人が氷を都へ運ばせるいわれを語り、やがて氷室の中から氷室明神が現れ、采女(うねめ)が氷を運ぶのを守護する。
ひら‐まさ【平政】
アジ科の海水魚。全長約2メートル。形態・生態ともブリに似るが、側扁が強く、体側中央を走る黄色縦帯の色が濃く、分布は南に寄る。特に夏に美味。《季 夏》