こん‐てん【混点】
1 東洋画で、樹木や枝葉の密生している状態を描く技法。 2 俳句の点式で、句のわきに引く1本の縦線。
ご‐ぼう【牛蒡】
キク科の二年草。高さ約1.5メートル。主根はまっすぐ地中に伸びる。葉は心臓形で、裏面に灰白色の綿毛が密生する。夏、紫色のアザミに似た花をつける。ヨーロッパ・ヒマラヤ・中国に分布し、日本では古くか...
さいほう‐じ【西芳寺】
京都市西京区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は洪隠(こういん)山。天平年間(729〜749)行基の開創と伝え、初め西方寺と称した。鎌倉時代には浄土宗寺院であったが、延元4=暦応2年(1339)夢窓...
ささ‐やぶ【笹藪】
笹が乱雑に密生している所。また、竹藪。
さと‐いも【里芋】
サトイモ科の多年草。茎はほとんど伸びず、葉は高さ約1メートルの柄をもち、大きい卵円形。夏にまれに花が咲き、淡黄色の細長い仏炎苞(ぶつえんほう)で包まれた雄花と雌花をつける。球茎と葉柄を食用にする...
さわ‐ふたぎ【沢蓋木】
ハイノキ科の落葉低木。山地の沢近くに生え、高さ約2.5メートル。葉は倒卵形。5月ごろ、白い小花が密生して咲く。実は熟すと藍色になる。にしごり。
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...
しじ‐に【繁に】
[副] 1 草木が繁茂するさま。密生するさま。こんもり。「五百枝(いほえ)さし—生ひたるつがの木のいやつぎつぎに」〈万・三二四〉 2 数量が多いさま。たくさん。「山はしも—あれども川はしもさはに...
しば‐ざくら【芝桜】
ハナシノブ科の多年草。高さ約10センチ。地をはうように密生し、葉は細長くかたい。春に淡桃・赤・白色などの花をつける。北アメリカの原産。モスフロックス。花爪草(はなつめくさ)。《季 春》
しひょう‐しょくぶつ【指標植物】
生育地の特定の環境条件を知る指標となる植物。土壌中に重金属の多い所に密生するシダ植物のヘビノネゴザなど。