あだ【仇/寇】
《室町時代までは「あた」》 1 仕返しをしようと思う相手。敵。かたき。「親の—を討つ」 2 恨みに思って仕返しをすること。また、その恨み。「恩を—で返す」 3 害をなすもの。危害。「親切のつもり...
おうえい‐の‐がいこう【応永の外寇】
応永26年(1419)倭寇(わこう)の被害に悩む李氏朝鮮が、その根拠地とみなした対馬(つしま)を兵船227隻で襲撃した事件。宗貞盛(そうさだもり)の反撃を受けて撤退。
かい‐こう【海寇】
海上から侵入する外敵。海賊。
がい‐こう【外寇】
国外から敵が攻めてくること。また、その軍勢。「応永の—」
げん‐こう【元寇】
文永11年(1274)と弘安4年(1281)に、元のフビライの軍が日本に攻めてきた事変。蒙古来(もうこらい)。蒙古襲来。→文永の役 →弘安の役
こう【寇】
[音]コウ(漢) [訓]あた あだ あだする 1 外から侵入して害を加える賊。「外寇・元寇・倭寇(わこう)」 2 外から攻めこむ。あだする。「侵寇・入寇・来寇」
し‐こう【司寇】
中国、周の六卿の一。秋官の長で、刑罰・警察をつかさどった。
しん‐こう【侵寇】
[名](スル)他国や他の領土に侵入して害を加えること。「幾度となく—された歴史」
ど‐こう【土寇】
土民の一揆(いっき)。土匪(どひ)。
にゅう‐こう【入寇】
[名](スル)外国から攻め入ってくること。来寇。