や‐ち【野致】
田舎らしい趣。ひなびた味わい。野趣(やしゅ)。「—に富む」
やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
やつ‐お【八尾】
富山県富山市南部を占める地域。旧婦負(ねい)郡八尾町。例年9月1日〜3日に伝統行事「おわら風の盆」が行われる。また、八幡社の曳山(ひきやま)神事も有名。付近に越中八尾温泉など多くの温泉地がある。
やつめ‐うなぎ【八目鰻】
ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科の円口類の総称。体形はウナギに似るが、目の後方にえら穴が七つあり、目が八つあるように見える。口は吸盤状で、大形の魚に吸着し、肉を溶かして血とともに吸う。日本海側に流入...
やとみ【弥富】
愛知県西部にある市。伊勢湾に面し、海抜0メートルの平地が広がる。稲作なども盛んだが名古屋市のベッドタウン化が進む。平成18年(2006)4月、弥富町に十四山(じゅうしやま)村が編入して市制施行。...
やとみ‐し【弥富市】
⇒弥富
やはた‐せいてつじょ【八幡製鉄所】
明治34年(1901)日本初の銑鋼一貫操業を開始した官営製鉄所。昭和9年(1934)半官半民の日本(にほん)製鉄となり、第二次大戦後、過度経済力集中排除法などに基づき八幡製鉄・富士製鉄など4社に...
やまがた【山県】
岐阜県中南部の市。岐阜市の北に位置する。平成15年(2003)高富町、美山町、伊自良村が合併して成立。旧郡名を新市名とした。人口3.0万(2010)。
やまだ‐よしお【山田孝雄】
[1873〜1958]国語学者・国文学者。富山の生まれ。東北大教授・神宮皇学館大学学長。独自の体系的文法理論を打ち立て、厳密な語学的注釈による国文学の研究を行った。文化勲章受章。著「日本文法論」...
やまなか‐こ【山中湖】
山梨県、富士五湖のうち、東端の湖。富士山の溶岩流による堰止(せきと)め湖。桂川が流出する。面積6.8平方キロメートル。最大深度13.3メートル。湖面標高981メートル。